転職活動では、服装に悩んでしまうことも多いかと思います。 男性の場合、スーツに合わせるネクタイの色や柄も悩みの種なのではないでしょうか? 服装は第一印象に大きく関係するので、採用担当者や面接官に良い印象を与えるネクタイがあるのなら知っておきたいですよね。 今回は、転職活動に最適なネクタイの選び方についてご紹介します。
目次
ネクタイの重要性
「転職活動はみんなスーツを着るから安心」と思っている方もいることでしょう。
確かに就職や転職活動に使われるスーツは無地のものが一般的です。
しかし、面接官は似た服装の人を何百人も見ることになるわけですから、無難な格好だと印象に残らなくなってしまいます。
かと言って極端に派手な服装にするわけにもいきません。
ネクタイで印象が変わる
そんな場合に活躍するのがネクタイなのです。
スーツは高価なものなので何種類も揃えるということは難しいですが、ネクタイを変えるだけでスーツの印象は大きく変わります。
また、ネクタイの色や柄によって人に与える印象をコントロールすることもできるので、より自分を魅力的な人物に見せることができるでしょう。
自分の印象をコントロールしたり、面接官にさり気なく個性をアピールするなど、ネクタイの選び方は転職活動においても重要なのです。
無難なカラーと勝負のカラー
具体的にどのような色を選ぶべきなのかを見ていきましょう。
まず転職活動において避けるべきカラーは、白、黒、ピンク、ゴールドです。
白や黒のネクタイは結婚式やお葬式など、使うべき場所が決まっています。
ピンクやゴールドなどの奇抜な色は、転職活動にはカジュアルすぎるのでふさわしくありません。
色は場面に合わせて使い分ける
基本的には青系、黄、緑、グレー、赤系の中から選ぶようにしましょう。
それぞれの色ごとに、人に与える印象が違ってきます。
青や紺などの青系の色は知的さや真面目さなどをイメージさせ、落ち着いた印象を与えます。
特に紺色はネクタイの色として最も人気のある色なので、無難なカラーと言えるでしょう。
黄色は活発で明るいイメージを与え、親近感を湧かせることができます。
コミュニケーションカラーとも言われる色なので、営業職などに向いています。
緑は落ち着いている印象で、協調性をアピールすることができるでしょう。
黄色と緑のネクタイは、色が明るすぎると派手に見られてしまうので落ち着いた色味のものを選ぶようにしましょう。
グレーは落ち着いた印象を与える
グレーは落ち着いた色なので知的で大人っぽく見せられます。
新卒者には少し暗いカラーかもしれませんが、転職者にとっては余裕を演出してクールに見せることができるカラーです。
最後に、赤やえんじの赤系は、やる気や活発さなど、エネルギッシュなイメージになります。
赤色は派手な色なので無地のものか、柄の場合も地味なものを選びましょう。
赤色のネクタイは勝負の時に着用するネクタイとも言われています。
職場の雰囲気や業種に合わせてネクタイの色を選ぶこともできますし、自分が与えたい印象の色を選ぶこともできます
色のイメージを把握して、場所や環境に合った色のネクタイを選ぶようにしましょう。
柄物を選ぶポイント
柄の入ったネクタイを選ぶ時にも注意が必要です。
ドット柄はドットの大きさや数など様々なバリエーションがありますが、ドットの大きなものはカジュアルに見えてしまうので、転職活動にはおすすめできません。
小さなドット柄であれば上品に見せることができるでしょう。
ストライプはネクタイの柄としてもっともメジャーなものです。
ストライプもドットと同じで、線が太いほどカジュアルになってしまうので、細い線のものを選ぶのがポイントです。
右上がりのストライプは縁起が良い
また、日本では縁起が良いとされているので、正面から見たときに右上がりのものを選びましょう。
チェック柄は親近感が湧きやすいデザインですが派手なものも多いので、柄の主張が控えめなものを選ぶようにします。
この他、ブランドロゴがデザインされているものや、キャラクターの入ったものは転職活動には適しません。
ワンポイントであっても幼稚な印象を与えてしまう場合があるので避けるようにしましょう。
柄物のネクタイは、どの柄を選ぶときもカジュアルになりすぎないように上品なものを選ぶことが大切です。
ネクタイの太さにもこだわろう!
ネクタイの印象は色や柄だけでなく、太さとも大きな関係があります。
基本的には大剣の太さがスーツの下襟の幅と同じものを選ぶようにしましょう。
スーツの下襟は9cm程度のものが多いので、ネクタイの太さも9cm程度のものを選んでおけば、どんなスーツにも合わせやすくなります。
体系やデザインに合わせて太さを選ぶ場合も7cm~9cmの間であれば問題ありません。
7cmより細いネクタイはファッション用のネクタイなので、転職活動では避けるようにしましょう。
まとめ
ネクタイは色や柄、太さなどバリエーションが豊かなので、選ぶのも難しいです。
しかし、それぞれが与える印象には違いがあるので、それを踏まえて見せたい印象や職業に合わせたものを意識することで、ネクタイが選びやすくなります。
他の転職希望者との差をさり気なく演出することで、面接官に良い印象を与えることができるでしょう。