転職をするにあたって、最大の難関と言えば「面接」ではないでしょうか? 緊張して言葉が出てこなかったり、自分のアピールポイントがうまく伝えられないとマイナスポイントとなってしまいます。 そこで、合格率をアップさせるために面接テクニックを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
面接で抑えておきたいポイント
1、企業が求める人材を探る
企業にとって、どのような人材が必要であるのかを探ることは重要です。
社長や役員が、重要視している点を把握するためにはOB訪問の際に直接聞くことも良いですが、企業のブログなどがあれば活用してみるのも良いでしょう。
また、自分だけでは調べることが難しい場合には、転職エージェンシーを利用してみましょう。
企業の担当者にヒアリングを行ってもらうと、求人票ではわからないことまで教えてくれるので、転職が有利となります。
2、面接では最初の5分で印象が決まる
転職だけではありませんが、面接の初めには必ず自己紹介をします。
自己紹介で言葉に詰まってしまうと、マイナスポイントとなってしまうので、なるべく完結にまとめて、わかりやすいように伝えることが肝心です。
- どんな人間なのか。
- 何をしてきたのか。
- 得意なことは何か。
まず、この3つについては必ず伝えることが肝心です。
その際には、
- 勤めていた会社で○%業績をアップさせた。
- ○○をしたことで○%削減できた。
など具体的な数字を交えて伝えることが必須です。
そして、順序立てて話をするのも大切でしょう。
話が逆戻りしてしまうと、面接官にうまく伝えることができませんし、自分でも何を話しているのかわからなくなってしまいます。
3、インパクトに残る面接をする
面接では面接官に印象を残しておくことも大切です。
自己紹介では自己PRをしますが、自己PRでは多くの人が自分の良い点を面接官に伝えるでしょう。
ですが、最初に欠点を言い、その欠点からどのようなことを学び、その苦手をどのように克服したのかを伝えることで、自分の強みを印象的に伝えることができます。
「前の会社では○○が苦手で最初はミスが多かった。しかし、その苦手を克服するために○○を始め、対策をすることで次第にミスが減り、苦手を克服できた。」というようなことを伝えると、努力を惜しまない人間なんだと相手に印象づけることができるのです。
あれができる、これができる、とただ単に伝えるだけではなくどのような努力をしてきたのか詳しく伝えることが大切です。
4、転職理由は必ず聞かれる
転職の面接時には100%の確率で転職をする理由を聞かれます。
- 給料が低かった。
- 上司と意見が合わなかった。
- なんとなく違う仕事に興味をもったから。
など、マイナスのイメージを与えることは言ってはいけません。
- 自分の能力を活かせる仕事に就きたかったから。
- 前の会社では○○をしていたけど、さらに伸ばしていきたいと思ったから。
- 長年の夢を諦めたくない。
など、必ずプラスになる言葉を選んで伝えることが必要です。
5、質問について
面接では、最後に何か質問がないか聞かれるでしょう。
「特にありません。」と答えてしまうと印象にも残らなくなってしまうので、思い切って気になることは聞いてみましょう。
そうすることで、面接官にもやる気が伝わりやすくなります。
- 自分が入社した場合、どのような仕事を任せられるのか。
- 部署の構成を知りたい。
- 今現在している仕事内容について。
などが一般的に多く聞かれるでしょう。
そのほかにも、
- 1日どのようなタイムスケージュールで仕事が行われるのか。
- 従業員の能力をアップするために何かサポート体制は整っているのか。
- 5年後や10年後など企業の計画はありますか?
なども聞いてみるといいでしょう。
6、転職エージェントを有効に活用する
転職活動をする際には転職エージェントを活用する人も多いでしょう。
転職エージェントでは面接対策を行ってくれるので、大いに活用できます。
1対1面談
転職エージェントでは模擬面接を行います。
職務経歴書を見ながら1対1で行うので、本番さながらの緊張感があります。30分から1時間程度で行いますが、修正するポイントなどを細かく教えてくれるので大変役に立つでしょう。
面接セミナー
面接が苦手な人にオススメしたいのが、面接セミナーです。
講義形式で行われ、面接の流れや注意するべきポイントなどを事細かに教えてくれるので、面接対策として有効活用できます。
以上、6つのポイントを紹介しました。
面接は誰しもが苦手と感じるでしょう。ですが、自己アピールをしっかりと伝え面接官に自分を印象づけることが大切です。
1人で行う転職活動に自身のない人は、転職エージェントを活用することで面接対策だけではなく転職活動がスムーズに行えるメリットがあります。
転職エージェントを活用することで、企業についての情報を詳しく知れることにも繋がるので、模擬面接で自信をつけ、面接本番に向けて準備をしていきましょう。