ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

面接時の服装に決まりはある?

面接で服装の指定がなかった場合は、私服で行っても良い?

面接で服装の指定がなかった場合は、私服で行っても良い?

転職をするにあたり、面接の機会を与えられることは誰もが通る道です。 面接時に聞かれそうな質問や、志望動機、自己PRがきちんとアピールできるように事前にシュミレーションを行う人も多いでしょう。 しかし、いざ面接となった時意外と困ってしまうのが服装です。 特に面接時の服装に指定がなかった場合は、どうしたらよいのでしょか?

服装の指定がないのは当たり前?

面接は場所や時間は必ず指定されますが、服装については指定されない場合もあります。

これは、指定されていないことがむしろ一般的なことで、スーツを着用することが当たり前のマナーという意味にとらえてください。

夏場は、暑くて長袖のスーツは大変ですが企業側に好印象を持ってもらうには大切なことです。高感度を上げるには、身なりに清潔感があるかどうかということもポイントになります。

スーツにシミやシワがないかチェックし、襟や袖口が汚れている場合は前日までにクリーニングに出しておくようにしてください。

「私服可」とあったら?

この場合は、「スーツを着てきても私服でもどちらでも問題ありません」ということを示しています。

しかし、私服可と指定された場合でもスーツで来る人の割合は多く、スーツを着ることが暗黙の了解のような風潮があります。

私服可の場合は、私服かスーツどちらの選択でも間違いではありませんが、企業側の雰囲気や事業内容によって選ぶことも必要になるかもしれません。

「私服で来てください」とあったら?

この場合は、悩まずに私服を着て行きましょう。

礼儀があるかどうかをチェックされているのではと裏をかいてスーツで行ってしまうと、私服で来てくださいと指定したことに対してマナー違反であると判断されてしまいます。

スーツの場合は、服装に関する選択肢はそれほど広くありませんが、私服の場合はどのような服装をしてくるのか、センス・マナーを問われることになります。

ですから、私服で来てくださいと言われた場合は必ず私服で面接に行くようにしましょう。

私服指定は企業から何を見られているのか

企業側が私服を指定することには様々な意味が含まれていることをご存知でしょうか。

志願者の素の姿を見たいということもありますが、スーツだとみんな同じ服装なので個性が見出せないという理由もあるのです。

面接で話をしたりすることで相手を知ることもできますが、就職・転職活動の面接では自分を演出してしまうので判断することに限りがあります。

少なからず企業に入社すれば自分の素性は出てしまいますが、飾らずに普段の私服で面接することで、もっと個性を出してほしいという要求とも考えられます。

また、「自社の社風が自由であることを知ってほしい」という意味が含まれている企業もあります。アパレル業界では、私服センスが問われる職種であるため率直に志願者の私服を見て検討するという意図があります。

望ましい私服の服装ってどんなもの?

いざ私服を着て面接に行くと決まったらあなたはどのような服装をしていきますか?

私服というと、カジュアルやラフなイメージを抱きますが面接となると正直リスクが高いものとなってしまいます。

社会人になるための前段階なので、それなりに望ましい服装を心がけましょう。

男性の場合

ジャケット、襟つきのシャツ、カーディガン、チノパンは、基本的に問題ありませんが足元は革靴を履くようにしてください。

色味は、落ち着いた色のグレー系・ベージュ系の色が好ましいでしょう。

上下とも真っ黒な服は、暗い印象を与えるので避けてください。ジーンズ、スニーカーなどカジュアルすぎる服装は適していません。

女性の場合

ジャケット、ブラウス、カーディガン、膝丈くらいのスカート、皮製のパンプスが一般的です。

色味は、奇抜なものを避け、清潔感と落ち着きを重視した色が無難です。

アクセサリーなどの装飾品は、つけても問題ありませんがあまり派手すぎるものや、付けすぎるのはやめましょう。肩や背中を出した服装や、膝上丈のスカートなど露出が多い服装は控えてください。

私服は自分をアピールできるチャンス

面接で私服を着ることに抵抗があるという方もいるかと思いますが、これは自分を知ってもらうチャンスととらえることも大切です。

あまり頑なに緊張しすぎず面接に来て欲しい、という企業側からの配慮で私服を指定されることもあります。

もちろん、私服だけで選考を決めることはないので、社会人のマナーを守りつつ自分をよい方向へとアピールしてみてください。

面接に行く時の服装で迷う人は多いと思いますが、面接はビジネスと考えれば服装で間違いを起こすことはありません。

初めて会った人に対して好感を持ってもらうには、やはりスーツの方が印象は良くなります。私服を指定された場合でも、企業や職種に見合った服装、社会人としてマナーのある服装を心がけていくようにしましょう。

また、スーツで面接に行く際は、普段着ない格好であることからメンテナンスが行き届いていない場合があるので、面接前に一度試着することをおすすめします。