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内定を辞退することはできる?

内定を辞退したい…こんな時はどう対処したらよい?

内定を辞退したい…こんな時はどう対処したらよい?

企業訪問や、面接時の印象から「この企業は自分には合っていないかもしれない…」と感じることもあるでしょう。 社内の雰囲気を見て「ここで長期的に働く自信がなくなってしまった」という場合も少なくありません。 もしその企業から内定を貰えたとしても、それらのことが気になって内定を辞退してしまうという人もいます。 ですが、本当にそれで良いのでしょうか? 入社前にその企業のことが全て分かるなんてことはあり得ません。 採用段階で企業の嫌な部分が見えてしまったとしても、入社してみたらとても良い企業だった、自分にマッチした仕事環境だったという場合も多いのです。 しかし、それでも内定を辞退したいといった場合には、どんな対応をしたら良いのでしょうか?

法的には問題ないが安易に断らないこと

中途採用は新卒採用とは違い、企業は内定者を受け入れるためにさまざまな準備を重ねています。

もし内定者が辞退してしまうと、企業は新たな人材を確保するために多額のコストをかける必要が出てくるのです。

内定には法定拘束力はありませんが、簡単に辞退してよいものではないという事を心にとめておきましょう。最悪の場合、企業側から損害賠償を求められる場合もあるのです。

ですから内定を承諾する場合は、今後の生活やキャリアアップ、企業の労働環境などをよく考えて決定するようにしましょう。

内定を辞退する際のベストな連絡方法は?

転職において複数の企業を受けることは一般的です。

しかし、最終的に入社できるのは1社のみ。

もし第一志望の企業から内定の連絡を貰ったら、他の企業をすべて断らなくてはいけません。

内定を辞退したいという連絡はなるべく早く伝えた方がよいですが、どんな方法が一番企業側に負担をかけずに済むのでしょうか。

①自分から応募している場合は電話が最もベスト

内定の辞退を伝える際には、

  • 迅速な対応
  • 誠意をみせる

事が重要になります。

ですから電話を使った口頭での連絡が最もベストな方法でしょう。

せっかく頂いていた内定を辞退するわけですから、こちらとしても気まづく、メールで済ませてしまいたい気持ちも分かりますが、文面だけでは誠意は伝わりにくいものです。

ここは相手への配慮を踏まえて採用担当者へ直接電話をかけるようにしましょう。

電話をかけるタイミングはお昼時や就業前後は避け、10:00~12:00・14:00~17:00の間に連絡するようにした方が無難です。電話で伝えるべきことは内定辞退までの経緯よりも、「内定を辞退したい」という気持ちと、「迷惑をかけてしまった」という謝罪の気持ちです。

この2つのポイントを忘れないようにして下さい。

②転職エージェントを使用している場合は、電話でもメールでも可能

転職エージェントを利用して転職活動を行っている場合は、直接企業へ連絡を取ることはタブーになります。担当のキャリアコンサルタントに電話かメールで内定辞退の旨を伝えましょう。

転職エージェントへの連絡の際には、内定辞退の理由や今後の方針について掘り下げて聞かれる場合が多いです。

エージェントにしてみれば、今後の転職活動の企業選びにも関わる情報ですから、この質問には素直に応えるべきでしょう。

また辞退した理由が給料や待遇面であった場合、エージェントの方から企業へ交渉してくれる場合もあります。エージェントへ連絡する際も、迷惑をかけてしまったという謝罪と感謝の気持ちが分かるような内容を心掛けましょう。

迅速な連絡をを心掛けましょう

法的言えば、内定は入社の2日前までであれば辞退が可能です。ですからもし内定を受託してしまったとしても、入社当日の2日前までであれば辞退することができます。

企業によっては内定受託の際に、「内定受託書」・「入社受託書」などの提出を求められる場合があるのですが、これらの書面にも法的な拘束力はありませんので安心して下さい。

しかし、内定を辞退することになった場合、採用企業は大きなダメージを負う事になります。

貴方を採用するために掛けたコストや時間が無駄になってしまうわけですから、もし内定を辞退するのであれば1日でも早い対応が求められます。

迅速な対応は社会人として最低限のマナーであり、以降の採用活動をスムーズに回していくためにも必要なことです。
ですから、「いつでも辞められるから大丈夫」と高をくくらずに誠実な態度で臨むようにしましょう。

内定を辞退すること自体は仕方のないことです。

辞退をする際に大事なことは、企業側や転職エージェントに不快な思いをさせないように、自分の意思をはっきりと伝えることです。

お互いな納得したうえで内定を辞退できるように、誠意をもった対応が求められます。また世間は狭いですから、いずれ何かのきっかけで内定を辞退した会社と接点を持つ可能性もあります。

こういったことも頭にいれながら転職活動を進めていきましょう。