やりがいを感じなくなった・・・。人間関係に疲れた・・・。こんな時に人は転職を考えます。また、今の実力であればもっと高収入を得ることができるはず!と新たなステージを探しスキルアップを目指す人もいるでしょう。個々では転職の際に年収をアップさせるコツをご紹介します。
仕事を辞めて転職活動はNG
転職を考えた際に就職活動に力を入れたいから今の仕事をとりあえず辞めようと考える人がいます。確かに、普段の生活と仕事をしながら転職活動をするのは効率の面から考えると時間の無駄遣いのような気がします。
しかし、年収アップのための転職であれば仕事をやめてはいけません。
その理由として、会社を辞めて転職活動をした場合は職業欄に無職と書くことになります。会社を辞めた理由が転職活動をする為と答えてしまっては良いイメージを持たれることは無いでしょう。
(また別の仕事を探して辞めるかもしれない)もしくは、現在仕事が無いということは年収の交渉の際に足元を見られる可能性もあります。
また、無職の期間が短かければ問題はありませんが、数ヶ月も経つと気持ちに焦りが出てきます。
このような心境では良い仕事を見つけることができなくなってしまいますので、年収アップのための転職活動の際には2足のわらじで就職活動をするようにしましょう。
非公開求人を利用して効率的に動こう
就職をしながら転職活動をするなんて無理では?と思っている人も多いと思いますが転職エージェントを活用するようにしましょう。
転職に纏わる求人探しから、履歴書の書き方、面接の準備、給料の交渉などを全て代行をしてくれる協力者ですので、普段の生活をしながら給料アップの為の準備をすることができます。
メリット・デメリットを比較して上手に利用することをお勧めします。
転職エージェントを活用するメリット
- 自分の実力を客観的に評価をしてくれる
- 通常では見つけることができない非公開案件を見つけてくれる
- 面接の際に聞きにくいことを全て聞いてくれる
- 転職するまで費用をかけずにサポートをしてくれる
- 敏腕の担当者がついた場合には普通では不合格だったものを覆す
転職エージェントを活用するデメリット
- 自分のやりたい仕事では無い場所を紹介されることがある
- 良い求人を自分で見つけても動くことができないことがある
企業にとって転職エージェントは一般公開をするよりも吟味をした人材を紹介してくれる為、面接にかかる手間が省け、メリットが大きいといえます。
その為、一般に公開されることが無いような大企業の求人もあり報酬の交渉も可能です。収入アップを考えるならば、ぜひ登録をしておくことをお勧めします。
外資系企業で実力を試そう
日系の企業と比べると圧倒的に年収が多いとされている外資系企業。
転職を考えている人にとっては収入アップにも近づき自分の実力を発揮できる舞台だと積極的に就職活動をする人も多いでしょう。
外資系の場合、1から人を育てるということをせず、優秀な人間を集めるために高額な給与をすることが殆どです。
その為、年齢などに関わらず実力がある人は20代でも1億円といった日系企業では考えることができない収入を得ることも可能です。
しかし、成果が物をいう企業体制のため仕事のノルマは非常に厳しいですし、結果を出すことが出来なければ解雇になることもあります。
会社に就職をするというよりは会社の名前を借りて事業をするイメージに近く、福利厚生や退職金も無いことが多いです。実力勝負!という人には最高のステージだと言えます。
年収が高いとされる企業を狙う
確実に今よりも収入アップをするという点では年収が高いとされる企業を狙う手法もあります。
総合商社、銀行、大手広告代理店、マスメディアなどがあげられます。
これらは、非常に人気の高い就職先でもあり数多くの求人が殺到をするので倍率が高いというデメリットがありますが転職をすることが出来れば収入アップは間違えないでしょう。
OBやOGと親しくなることで、転職枠の情報を得ることが出来るかもしれません。
高い年収に見合う実績を作る
転職で年収をアップさせるコツとして王道な方法は実績を作ることです。
- 過去のにどんな仕事をしてこれほど会社に貢献できた。
- 誰もが知っているようなヒット商品を作り出した。
- 新しい国家資格を手に入れた
といった仕事に纏わる内容から
- ギネスに登録をされている。
- 学生時代の部活動の実績。
などがあります。
自分の実力は凄い!と自負をしていても、実績が無ければ自己満足でしかありませんので、理由付けが出来る材料があると転職の際に高く評価をされます。
このように、転職をする際に年収をアップさせるにはいくつかのコツがあります。
ただ闇雲に転職サイトを眺めていては普段の仕事もおろそかになり転職どころではなくなってしまうこともあります。今よりも年収アップを目指した転職活動をする際にはしっかりと計画性を持って行動を起こすようにしましょう。