転職を考えている人や、これから転職活動しようとしている人は、ハローワークで求人情報をチェックしたり相談しようと考えている人はどれくらいいるでしょうか? 最近では転職サイトや転職エージェントなどもたくさんありますし、わざわざハローワークを利用しなくてもいいのでは?と思っている人も少なくないのが現状です。 また、転職サイトや転職エージェントでも同様ですが、ハローワークを利用することは、当然メリットだけではなくデメリットも存在するということを理解しましょう。 そんな中で、ハローワークだからこその特徴も多くあります。 ハローワークならではのメリットを知って賢く利用することで、希望にあった求人をより効率的に見つけることができるでしょう。
目次
ハローワークのメリット
ハローワークを利用するメリットとして、5つのメリットが挙げられます。
地元就職に強い
ハローワークでは、地元の求人情報を多く紹介しています。
というのも、ハローワークでは職業安定法に基づいて運用されており、今現在の住所から転居の必要のない職業を紹介するよう努めているからです。
全国のネットワークを通じて、全国の求人情報を見ることも可能ですが、基本的には現在の住まいから通える範囲内での職業を紹介してくれます。
求人情報量が豊富
転職サイトや転職エージェントと異なり、企業は無料で求人票を掲載することができます。
また、ハローワークは全国に540ヶ所以上あり、その求人情報がすべてネットワークで繋がっています。
そのため、転職サイトや転職エージェント以上に求人情報が豊富なのです。
自己分析や職業訓練が無料
ハローワークでは、職業訓練や自己分析なども無料で行ってくれるという特徴があります。
具体的な自己分析方法がわからないという人や、前職からブランクがあるという場合にも、職業訓練を受けてから転職先を探すことができるというメリットがあるのです。
相談員次第で幅広い相談が可能
相談員が多くいるので、様々な相談員に幅広く相談に乗ってもらうことができます。
しかし、相談員の質も様々なのが実態で、良い相談員に当たれば、内容の濃い相談ができ、より的確なアドバイスを受けることができるでしょう。
採否通知が必ず来る
ハローワークでの求人は、必ず採否が通知されるのが特徴です。
そのため、通知がまだ来ないという場合でも不安になることがなく、気持ちも切り替えやすくオススメです。
ハローワークのデメリット
デメリットとしては、以下の内容が挙げられます。
募集要項と求人情報内容が違うことがある
これはハローワークの口コミを見ると必ず言われている内容です。
無料で求人票を掲載できるということからも、やはり企業によっては全く異なる求人情報を掲載している場合があるというのが実態です。
相談員によって対応が悪い場合も
ハローワークでは、毎回同じ相談員に当たるわけではありません。
中には、苦手な相談員が担当になったり、自分に合わないと感じてしまうことがあるかもしれません。
自分で探さなければ求人情報を見つけることが出来ない
転職サイトや転職エージェントとは異なり、自分で求人情報を探す必要があります。
しかし、ハローワークの求人情報は膨大です。
そんな中でただ漠然と転職したい・求人情報が見たいという理由だけでは、自分に合う仕事がなかなか見つからないということになりかねません。
画像情報が少ない
ハローワークの求人票には、職場の写真や会社の外観などの画像が掲載されていないことが多いです。
そのため、画像情報を見てある程度職場の雰囲気やイメージが知りたいという場合にはデメリットとなるでしょう。
ハローワークで仕事が決まる人の特徴
では、ハローワークで求人を探すのが向いている人とはどのような人なのでしょうか?
ハローワークは、地元の求人情報が多く、中にはハローワークにしか掲載していない地元企業も存在します。
そのため、地元に就職したい人や自宅から通える範囲内で働きたい人に向いていると言えるでしょう。
また、未経験OKとしている求人も多く、これまでとは違う仕事がしたいという人や、前職の職歴があまり長くないという人にとってはハローワークで求人を探すのが良いでしょう。
ハローワークを使いこなすポイント!
ハローワークには、その膨大な求人情報が掲載されていることの影響として、ブラック企業による求人があるのも事実です。
だからこそ、ブラック企業かどうか見極めることが必要となってくるでしょう。
良い求人情報を見つけたら、その会社を口コミサイトで実際に働いていた社員の評価や口コミを見るようにしましょう。
このようにすることで、応募する前にどのような会社なのかある程度把握することができるのです。
条件を確認することが大切
また、面接の際には、仕事内容や譲れない条件を満たしているか必ず確認することも大切です。
入社してから、実は違ったといった事態にならないためにも、事前に募集要項の内容について確認することは必須です。
他にも、毎回募集のかかっているような求人は、人の入れ替わりが激しかったり、何らかの理由で同じ内容の募集が掲載されていることがあります。
このような求人は、基本的に避けるのが賢明です。