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内定辞退にはこう対応しよう!

転職内定辞退のトラブルを回避するポイントやトラブル事例をご紹介

転職内定辞退のトラブルを回避するポイントやトラブル事例をご紹介

就職活動や転職活動で必ず受けるのが内定です。 その会社に入社することがほぼ決まっている状況を内定と言いますが、場合によっては内定を辞退せざるを得ないこともあります。 最近問題になっているのが「内定を辞退した時のトラブル」です。 そこで今回は、内定を辞退する時のマナーやトラブル事例をランキング形式でご紹介します。

複数社から内定をもらったら「保留」

最初にご紹介するのは、同時進行で就職活動を行っていた方の事例です。

大学が卒業間近になり、慌てて就職活動をして5社へ応募しました。後日、そのうち2社から内定をもらいました。しかし、2社同時に内定をもらったのが予想外で、2社のうちどちらかへ行こうか迷っていました。
その時に先輩から「複数から内定をもらったら保留しますと伝えとけよ。内定を出したのに返事がないのは、内定を出した会社が不安になるし失礼にあたる」アドバイスをもらいました。
その後、両社に「少し考えさせてください」と保留を伝えて了承してもらいました。

保留しますと言っていなかったら、トラブルになっていたかもしれません 。

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内定って何日くらい待ってもらえる?

応募した企業から内定がもらえると転職活動が順調に進んでいると感じ嬉しくなるものです。 ただ、多くの方が複数社に応募していることがほとんどで、それが第二、第三希望の企業で、第一希望の企業は返事待ちという状態になる可能性もあります。 では、内定の意思表示はいつまで待ってもらえるのでしょうか。

受諾してからの辞退は速やかに行なう

続いては、内定を受諾してからの辞退についてです。 最初から内定を辞退する人はいませんが、他の会社への入社が捨てきれなかったり、家庭の事情で実家へ帰ることになったなど、様々な理由で内定を辞退することもあります。

万が一そういった状況になった場合は、速やかに内定を出した会社へ辞退の連絡を行ないます。先ほども少し似た内容をご紹介しましたか、内定を出した会社にも様々な準備があり、またお金もかかります。そういった負担をなくすためにも、素早い連絡を心がけるとトラブルを防止できます。

トラブル事例3位:在職中なのにその場で回答を求めてきた

ここからは、実際にあった内定辞退のトラブルをランキング形式でご紹介します。まず第3位は「在職中にも関わらずその場で回答を求めてきた」ことです。

私は現在働いている会社の労働環境に不満を感じ、また将来への不安を覚えたため転職活動を始めました。1ヶ月にわたる転職活動の結果、おかげさまでとある会社から内定をいただきました。
しかし、内定をもらってから家庭の事情で急遽実家へ帰ることになりました。その会社は実家とは全く逆方向の県外にあり、到底通うことができないので内定辞退を正直に話しました。
すると、面接では穏やかだった人事担当者が「そんな勝手なこと言われては困る。在職中であろうと何だろうと必ず我が社に来てもらう。今すぐこの場で返事をしろ」と脅されました。
もちろん、私は実家に帰らないといけない事情をしっかり説明しましたが聞き入れてもらえず、その担当者ではなく社長に直談判し、なんとか了承をもらいました。
家庭の事情も聞き入れてくれない会社は、今思うと入社しなくてよかったと心からほっとしています。

このようなトラブルは実際に多く発生しており、口約束でもいいので「今すぐ入社します」と確認をしたい会社が多いようです。

トラブル事例2位:「かかった費用を請求する」と言われた

第2位は「かかった費用請求すると言われた」ことです。

子供の頃からずっとやりたかった仕事ができる会社へ応募して、何回か面接を受けた後に内定をいただきました。
その時はとても嬉しかったのですが、とあるニュースでその会社のパワハラ訴訟の記事を見かけました。そのことで入社が怖くなり、内定辞退の連絡をしました。
すると、人事担当者から「ニュースのことは今回の内定とは関係ない。辞退をするなら面接のためにかかった費用を全額請求する」と言われました。
実はその会社は自宅から離れた場所にあり、複数回の面接のうち2回ほどは自宅の近くまで来てくれたのです。担当者はその時の交通費も払えと言ってきました。
ものすごい剣幕だったので両親に相談すると、第三者機関に行くよう勧められ、そこで事情説明すると「払う必要がないので安心してください」と言われほっとしました。
このことを友人に話すと実は同じような体験を何人もしていたようで、このままでは落ち着いて就職活動ができないとみんな怯えていました。

トラブル事例1位:「自分を含めた学校の生徒は全員不採用」と脅された

トラブル事例の第1位は、「自分を含めた学校の生徒は全員不採用と脅された」ことです。

とある会社への転職を希望し、働きながら転職活動を行なっていました。その結果、予想外に早く内定をいただきました。
内定をもらって二日後に、現在働いている会社から「今より給料を上げるので管理職になってもらえないかと」打診され、悩んだ結果内定を辞退することに決めました。
さすがに理由を正直には言えませんが、辞退の旨を伝えると「内定辞退を承知しました。しかし、今後我が社ではあなたの出身校の学生は一人も採用しません」と脅されました。
私は「今回は私だけの問題であって出身校には何の関係もない」と反論しましたが、全く聞き入れてもらえず困ってしまいました。
その後、ある機関に相談をしたところ「最近そういったトラブルが多いんですが、そんなことをしたらその会社は社会的制裁を受けることになります。よって、あなたは気にすることありません」と言ってくださいました。

内定辞退には毅然とした態度で臨む

今回は内定辞退のトラブルについてご紹介しました。

内定をもらっても何らかの事情で辞退することがあります。ご紹介したようなトラブルに巻き込まれそうになっても、毅然とした対応をしましょう。それでも問題が長引きそうなら、第三者機関に相談しましょう。