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面接時の基本的な質疑応答は押さえておこう

面接でよくある質疑応答

面接でよくある質疑応答

転職では必ず面接試験がありますが、一番プレッシャーに感じる方も多いはずです。 本番で慌てないように、よく聞かれる質問への答えを考えておくと面接へのプレッシャーも少しは軽くなります。 しかし、よくある質問だからこそ、どのように答えたらいいのか分からない場合もあるでしょう。 ここではよくある質問の望ましい回答についてご紹介します。

自己紹介や自己PR編

1.「自己紹介をお願いします」

自己紹介は冒頭でされる定番の質問です。

いきなり振られてもどう答えたら良いのか戸惑ってしまうため、面接前に要点を整理しておきましょう。

自己紹介をする場合はあれもこれもと情報を盛らず、簡潔に告げることが望ましいです。

答える内容は名前と年齢、現職でのポジション、簡単に仕事内容や実績、転職先で貢献したことなどを、1~2分程で話しましょう。

2.「ご自身の長所(強み)・短所(弱み)を教えてください」

長所と短所はセットで質問されることが多く、王道でありながらなかなか答えづらい質問でしょう。

長所を伝える時は今までの経験からの成功や実績を振り返り、成功した要因を長所に、結果を強みとして答えることが望ましいです。

例えば、営業職でなかなか受注ができない案件に粘り強く営業を行ったことで受注できた経験があれば、粘り強さが長所や強みとなります。

一方、短所や弱みは自分に欠けている要素を伝えてみましょう。

例えば、あまり人を頼らず自分で背負い過ぎて負担になってしまうことが短所であれば、「これからは仲間と一緒に、迅速で正確に業務をしていきたい」など改善する前向きな回答をすると良い印象を与えます。

長所と短所を見つける際は過去を振り変えつつ、自分が不足している部分を整理してみましょう。

志望理由・転職理由編

1.「わが社を志望した理由を教えてください」

業界といっても会社は1つではなく、数多く存在します。

採用側はその中でなぜ自社を選んだか理由を聞くことで、自社へ働く意欲が本当であるかを確認します。

つまり、この志望動機がしっかりしていなければ、採用率もダウンしてしまうわけです。

志望動機では希望する会社に入り何をしたいのか、どんな仕事をしてみたいかが動機となるでしょう。

しかし、これは自分がその業界や職種に入りたいだけのアピールで、応募先以外でも構わない印象になります。

そこで、応募企業の強みや特色、共感した部分を加えることで、より具体的な志望動機を告げることができるでしょう。自分のやりたい事や貢献できることを整理し、同時に応募企業の特徴なども調べておくのがおすすめです。

2.「転職理由は何でしょうか?」

志望動機も大切ですが、途中採用の場合は転職理由も採用側は気になる要素です。

ここで前職の対人関係など不平不満を告げたところで、転職先でも同様の事態が起きる可能性は否定できません。

この質問では転職することで現状の悩みをどう解決するかという意味合いにもとることができます。

前職ではできす、新しい職場でできることを明確にし、それを実現するために転職をしたという目的を告げることが望ましいです。

転職の理由がネガティブな内容であっても、ネガティブな部分をオープンするのではなく、前向きな表現に変える伝え方が良いでしょう。

入社後の活動編

1.「入社したらどんなことに貢献できますか?」

途中採用の場合は即戦力の人材を求める傾向が強く、貢献についての質問は働くことへの理解、会社の問題を解決する意欲、業界や業務の理解があるかを確認する意図で聞かれることが多いです。

ここでは自分が保有するスキルや技術、経験から実現できることを伝えましょう。

ただ「このスキルがあるからこれができます」と簡潔に伝えるのではなく、自己紹介や自己PRでも伝えた強みや具体的な意欲を加えることで即戦力になると前向きにとらえてもらうことができます。

入社後に身に付けたいスキルや、伸ばしたいスキルを具体的に伝えるのも良いでしょう。

2.「当社で挑戦したいことはありますか?」

この質問では働く意欲や今後のキャリアプランがはっきりしているかどうかが問われます。

入社後に今までの経験やスキルで挑戦し、そこから実績が残るかどうかをまとめてキャリアプランをまとめておくことで、答えやすくなるでしょう。

しかし、ただやりたいことを伝えても自分勝手な内容となってしまいます。志望理由に踏まえたもので、今後のキャリアに繋がる挑戦や目標を述べると良いでしょう。

「何か質問はありますか?」

面接の終わりには必ず逆質問がありますが、つい「特にありません」と答えてしまう人も多いです。

しかし、転職活動中には希望する企業への不明点も多くあるはずなので、入社前に不明点をなくすことが望ましいでしょう。

逆質問をすることは、相手に入社を志望する強い意欲のアピールにも繋がります。

例えば、「1日の業務内容がどうなのか具体的に聞きたい」、「入社までに準備しておくこと、勉強しておいた方がいいこと」、「保有するスキル以外にどんなスキルや知識が必要になるか」など実際に働く人しか分からない内容を聞くとよいでしょう。

入社後に聞かされてない情報を知って後悔するより、しっかり質問した方が安心して入社できます。

質問が多すぎても採用担当も返答が大変なので、質問内容の優先順位をつけて3~5つ程に押さえておきましょう。

面接はどんな質問がくるのか完全に予測することはできませんが、よくある質問への回答を考えて置けば、慌てず応答することができます。

キャリアプランや自分のスキル、仕事への意欲などを整理して、採用担当が興味に持ってもらえるような前向きな回答でアピールしましょう。