声を大にして「転職活動しています」とは言いにくい・・・。 しかし転職したいと悩んでいる方が抱えてている、転職したい理由などをランキングでご紹介します。 転職を考えている方は参考にしてみましょう。
転職したい理由ランキング
現在の仕事から他の仕事に転職を考えたとき、就職活動と違って大きな声で「転職活動しています!」とはなかなか言い出すことはできません。
また転職したいけど周りの目が気になったり、同僚や先輩などには聞きにくい部分もあり、就職活動に比べると孤独な部分が多いです。
中には「こんな理由で転職しても良いのだろうか」と迷いがでてしまうこともあり、転職への一歩を踏み出すことにも勇気が必要です。
そこで転職を考えたり、転職に踏み切った方がどのような理由から転職を決めたのかなどをランキング形式でご紹介します。
【2017年度版 最新の転職したい理由ランキング】
1位・・・職場の人間関係
2位・・・給与の不満
3位・・・異業種への興味
最も多かった転職理由は”職場の人間関係”です。
これは毎年ランキングでも上位に入っているので、いつの時代にも付きまとう問題なのかもしれません。
最初に「アットホームな職場です」や「みんな仲良しな職場です」と紹介されて入ったとしても、入ってみなければわからない部分もあり、またこの雰囲気が苦手と感じる方もいるでしょう。
また上司や社員の態度や言い方、威圧的な雰囲気によって会社の雰囲気が居心地悪く感じる方もいます。
また当事者ではないが同じ会社内にグループや派閥があり、とげとげしい感じがするなど、見ていて嫌な気持ちになってしまうため、仕事に支障がでてきてしまい転職したいと思う方もいます。
特に人間関係は難しく、他の仕事に転職したからといって今よりもいい方向に改善するかはっきりとわからない部分もあるため、なかなか転職に踏み切ることができないという方もいます。
どの会社にも合わない人というのは存在します。
会社という場所に縛られず、社会で生きているうちは避けられない問題でもあり、転職に踏み切るのには判断できないと悩んでしまう方も多いでしょう。
ただ、人間がいなければ円滑に仕事ができない部分もあり、少しでも環境の整ったところを探したいという、転職の本音の部分が見えている結果となっています。
他にも、自分の給与がなかなか上がらないことや正当な評価をしてもらえないことで、現在の生活がままならなくなり転職を考える方が多くなっています。
また、会社に入る前にはこれくらいと聞いていたのに全く違ったなどという不満もあり、収入がないことで将来的な不安を抱えている方も多いです。
やはり生活ができないくらい給与が少ないのは、生きていくためにも転職をした方が良いといえる理由となります。
異業種への興味は、現在はこの仕事をしていたけど他の仕事にも興味があり、この仕事ではある程度満足できたからという理由や他に興味がある仕事でキャリアアップしたいという理由などから異業種への転職をしたいということが多くなっています。
また長期的な面で現在の仕事では成長やキャリアアップを計れないと感じ、他に興味のあった異業種への転職をする方もいます。
他にも、専門的知識や技術の習得を転職理由にしていたり、結婚などから生活サイクルが以前と変わり、土日休みにしたかったり理解ある職場にしたいなどの理由から転職したいと考えている方もいるようです。
どのタイミングで転職に踏み切ればいいの?
転職したいと考えていても、どのタイミングで転職を決めたらいいのか、なかなか転職に踏み切ることができないなど、転職したい気持ちはあるのに行動に移せない方もいるでしょう。
まず、転職に踏み切るタイミングは、この状態でどこまで我慢できるかにもよります。
例えば、人間関係でも給与でもそうですが、今の状態が続いたら自分はどうなってしまうのかを考えてみましょう。
給与の場合は、毎月かかる金額や今後必要になる金額など、ある程度予想をたてることができます。それに合わせて、今のままでは生活が困難になると感じたときに転職を決断することができます。
ただ、判断しにくいのは人間関係です。
相手の人間から嫌な態度を取られたり、急な態度の変化はいつ起こるかわからない部分もあり、それにより仕事に支障がでてしまったり、心が元気を失い仕事すらできなくなってしまうこともあります。
また自分はいつも通りのつもりでも体調に異変が出てしまう場合もあるでしょう。
こんなことくらいで転職なんて・・・と頑張り過ぎてしまった結果、自分を壊してしまうと、転職後も体調が優れないなどの不調に悩まされてしまいます。
しばらく様子を見つつ、もしも体調が悪化するようなことが起きれば転職も考えましょう。今の環境を変える決断ができるのは自分だけです。
またこの職場がすべてではなく、必ず自分に合った職場があるはずです。頑張り過ぎてしまう前に、転職活動を始めてみましょう。