ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

最後のアピールタイムで採用を勝ち取る

どこまで聞いていいのか分からない、面接官への逆質問テクニック

どこまで聞いていいのか分からない、面接官への逆質問テクニック

面接が一通り終わったあとに、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。 せっかくの質問タイムなのに、「何もありません」と答えてしまうのは、非常に勿体ないことです。 この逆質問タイムはその企業への興味・熱意をアピールできる絶好のチャンスなのです。 事前に質問するポイントを整理しておくことで、このチャンスタイムをものにする事ができます。 それでは、面接時の最後のアピールタイムを有効活用する方法をみていきましょう!

逆質問のポイント(事前準備編)

①最低でも5つの質問を準備しておきましょう

聞こうと思っていた質問を、面接のやりとりの中で消化してしまう場合もありますので、質問は多めに用意しておくことが重要です。

応募要項やホームページに記載のある内容は避け、面接官が話した内容を聞き返すようなミスはしないようにしましょう。

②面接官によって用意する質問を分けましょう

面接官の立場や役員によって、転職希望者を見ているポイントが異なります。

一次・二次面接のような人事担当者の面接であれば、会社との相性や希望者の人間性を重視しています。

社員であれば、スキルや実務経験、協調性などを重視するでしょう。

このように面接官によって、採用評価が異なるためそれぞれのポイントを整理し、適した質問を準備しておくことが重要なのです。

③はい/いいえで答えられる質問は避ける

面接官とコミュニケーションが取りずらいような質問、「はい/いいえ」で答えられてしまうような質問は避けましょう。

「何をするのか/どのようにするのか」など一歩踏み込んだ質問を投げかけることで具体性が生まれ、会話に厚みがでます。

④福利厚生や年収の質問はシビアな問題です

残業や休日日数、年収などは確かに気になる部分ではあるのですが、質問の仕方によっては仕事への熱意や姿勢が感じられないと思われてしまうことがあります。

特に「年収に固執している」「職務内容よりも待遇が優先されている」と、面接官にマイナスの印象をもられてしまうので注意して下さい。

不合格になりやすい逆質問のNGパターン

①特にない

「ありません」ときっぱり断ってしまうことで、企業への興味が薄い、「やる気」がない人だと思われてしまいます。

もし会話の中で用意していた質問が全て消化されてしまったとしても、会話を思い出して何かを手掛かりに質問を言った方が、印象は高まります。

②研修制度について詳しく質問する

年収や福利厚生ばかり質問するのはもちろんNG。ですが、研修制度を詳しく聞き出そうとするのも良くありません。

中途採用は新卒採用とは違い、自分で必要な技術やスキルを身につけるのが一般的です。会社の研修制度にばかり頼っていては、内定後の業務に不安を持たせるっきかけになってしまいます。

③以前の会社の悪口を並べる

転職に踏み切る人は、以前の会社への不満や愚痴を持っている場合が多いです。

しかし、それを面接の場で話すのはマイナス評価に繋がります。採用面接では会社の不満よりも、今前どんな仕事に従事してきたのか、どのよなスキルを身につけてきたのかという事を中心に話を進めましょう。

好印象を与える逆質問のパターン

①社風や昇進についてを聞きたいとき

  • ●●様(面接官)にとって、この仕事や職場の最大も魅力は何だとお考えですか?
  • 仕事の成果・実績についてどのような判断基準を設けていらっしゃるのでしょうか?
  • この仕事が難しいと感じた瞬間や、最大の壁はどんなことですか?
  • 教育・研修制度はどのようなものがありますでしょうか?また利用者の反応はどのようですか?

②実際の仕事の雰囲気を掴みたいとき

  • 一日の業務の流れをおおまかに教えて頂けますか?
  • 配属先の部署の方々はどのような人数・構成になっているのでしょうか?
  • 入社後までに準備・勉強しておくべきことはありますでしょうか?
  • 社員の方に実際にお会いして、お話を伺うことは可能ですか?

③業務で求められるスキルや人間性を知りたいとき

  • ●●の経験を生かしたいと考えていますが、何かお役に立てるような分野はありますでしょうか?
  • ●●のスキルを高めていくうえで、御社への貢献になるようなことはありますでしょうか?
  • この仕事に従事するうえで必要になるスキルはありますでしょうか?
  • 御社でより一層活躍するために、身につけておくべきスキルや補うべきものはありますでしょうか?
  • 私と同年代の方で活策されている方は、どのようなお仕事をなさっていますか?

逆質問の時間は非常に重要で、企業の側の情報を引き出す最大のポイントです。

また面接中にアピールしそこなった場合でも、逆質問タイムでさりげなくポイントを稼ぐことも可能です。しかし、気付いたら露骨なアピールばかりになっていたり、「採用されることが前提」で話すぎるのも良くありません。

逆質問は転職希望者と企業の相性を確かめる場だと思って節度ある質問を心掛けましょう。