ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

求人票の正しい読み方知ってますか?

意外と知らない、求人票の正しい読み解き方

意外と知らない、求人票の正しい読み解き方

求職票は、応募前に企業情報を知るための大切な情報源ですが、正しい見方、必ず確認しておくべき項目を熟知しておくと企業への理解がより一層深めることができます。転職活動を有利にするために、求人票の正しい読み時方法を抑えておきましょう。

給与について

求人票にある給与は、特別な表記をしていない限り額面である場合が基本になっています。

額面とは、基本給以外の諸手当てを含んだ金額のことをいい、手取りは額面から所得税、住民税、社会保険料を差し引いたものになります。

給与に対して諸手当は20%くらいが目安となっているので、手取りがどのくらいになるのか確認しておきましょう。

年棒制の資金制度を取り入れている企業は、給与を1年単位で計算する仕組みですが、年棒制の場合でも時間給の算出から残業代が計算されることもあります。

歩合制の年棒制を同じくくりで考える人もいますが、歩合制は業績によって給与の変動が生じることなので、固定給+歩合制を組み合わせて完全歩合制にしている企業もあるようです。

この場合、割合によっては固定給が確定しているので一定の給与は取得できますが、完全歩合制になると業績影響により毎月の給与がもらえる保証はありません。

事業内容欄で事業の特徴や強さを把握する

事業内容に記載されていることは、単純に業種内容を把握してもらうためだけでなく、会社としての魅力や個性を紹介するためのものともいえます。

同業他社の求人票が並べられた時、より強く注目してもらうために会社の社風を示すことで志望してみたい会社に近づけるために表現されているのです。

何を・誰に・どのように、をわかりやすく書いてあるかどうかも重要です。

雇用形態によって契約期間・給料の条件が違う

正社員は、基本的に無期雇用契約の対象になります。

しかし、契約社員になると勤務期間や給料などの条件が契約内容によって変わってきます。

期間終了になると、契約満了としてみなされ退社、または更新するか企業によって違う場合があるので確認しておくべきポイントです。

場合によっては契約終了とせずに、正社員登用という道が開けることもあるので最初は契約社員でも後に正社員になる可能性はあります。

次に派遣社員には、特定派遣とい一般派遣の2つの種類があります。

これは雇用元が違っていて、特定派遣の場合は派遣社員として別の企業を派遣元に雇用される仕組みです。一般派遣は、派遣元から仕事紹介を受けて希望する派遣先が決定すればその時に雇用契約を交わす形となっています。

会社の特徴欄や特記事項では会社の雰囲気が象徴されている

特記事項や事業内容の項目には、企業が求める人物像や雰囲気などをアピールしていることが多いでしょう。

「安心の社員研修を行い、落ち着く環境を目指しています」というように社員が働いている職場の雰囲気が伝わるように書かれている場合もあります。

あまり職務経験がなく、年齢的なマイナス面を持っている場合はここにヒントが隠れている可能性があります。

当たり前のようなことしか書かれていないと思ってつい見落としてしまう項目ですが、不利を覆せるポイントが含まれていることを忘れないようにしましょう。

職務内容がどれくらい具体的か

職務内容が詳しく書かれている場合は、採用する人員は少数で採用する可能性が高いといえるでしょう。

企業側から求められる内容も限定されるので、未経験者でも問題ないことが記載されていなければ難しい案件だと受け取ってください。

応募時や面接の際には、職務内容に特化した能力をアピールすることが採用への近道といえます。

反対に、職務内容があまり具体的ではなくおおまかなことしか書かれていない場合は、比較的募集人数を多く希望しているといえるでしょう。

応募者のスキルや経験次第で希望が通る場合もあり、未経験者でも十分可能性があります。

応募方法の期限に注意する

応募書類は一般的に郵送の場合が多いのですが、最近はWebからの申し込み受付も多くなっています。

企業側が急いで採用を決める求人票には、「電話連絡の上、履歴書持参」という例もあります。

各企業が求める条件をよく読み、人事担当者へ頻繁に確認するような負担をかけないように気をつけましょう。

郵送の際には、必着や消印有効などの場合があるのでいつまでに郵送しなければならないかしっかり確認しておくことも重要です。

必着は、企業側が指定した日付までに書類が届いていけないことを指し、消印有効は期日までに書類が届かなくても配達受付の消印が期間内に押されていることを意味しています。

このように求人票には、企業側が求める情報がたくさん含まれています。

きちんとした見方を知った上で求人票を読むことで、企業への理解も高まることでしょう。しかし、求人票に記載された内容はある程度簡略化したもので、意図を100%表現しきれない部分もあることも忘れないでください。

転職活動では、たくさんの企業の求人票を見る機会が多いと思うので、他社と比較しながらじっくり検討することも大切です。