転職活動では「電話インタビュー」がある企業もあります。 就職活動では無かったことなので、戸惑う人も多いでしょう。 電話インタビューをうまく乗り切るためにはどうしたら良いのかを解説していくので、転職活動をしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
電話インタビューをする理由とは?
電話インタビューとは、電話で行う面接のことを言います。
近年は電話面接をする企業も増えてきました。
電話で面接をすることで、応募者の中には不審に思ったり、採用は難しいのかと考える人もいますが、一般的になるつつある方法なので気にしないようにしましょう。
なぜ、電話での面接をするのかと言うと、住んでいる場所が遠方であることが考えられます。
わざわざ足を運ぶ時間を作ってもらうよりも、早く面接をして応募者がどのような人物なのか確かめたいという背景があるようです。
電話インタビューに向けての事前準備
企業の方から電話インタビューをする旨を伝えられたら、電話インタビューに向けて当日まで準備を進めていきましょう。
風邪を引かないように気を付ける
忘れてはいけない大事なポイントです。
鼻声であったり、咳が出ていたり、声が枯れていると面接官も聞きとりにくくなってしまいますので、風邪を引かないよう自分管理を徹底しましょう。
電波の良い場所を確認しておく
電話での面接なので電波は重要です。
途中で切れることのないように電波の良い場所を探しておきましょう。
自分の家が電波が入りにくいのであれば、実家や友人の家から電話インタビューをすることも考え、事前に対策を講じる必要があります。
注意する点と言えば、電波が悪いからと言って外出先で電話インタビューを受けないことです。
30分から1時間程度は面接を行うこととなるので、賑やかな場所では聞きとりにくくなる可能性があるので、絶対に止めましょう。
メモを取れるものを用意する
電話インタビューではメモや筆記用具を必ず近くに置いておきましょう。
面接官からの質問などを書き取ることができるほか、自分のスキルや伝えたいことなどを簡潔にまとめて書いておくと、確認することもできます。
質問をされて答えに戸惑ったとしても、そのメモを見ることで詰まることなく返答できますが、焦ってしまうと逆効果となってしまう場合もあるので気をつけましょう。
また、履歴書のコピーや職務経歴書のコピーを置いておくと、スムーズに対応することができます。
集中力がなくなるような物をまわりに置かない
電話インタビューの多くは自宅で対応するでしょう。
その際には、目の付く場所に物を置かないようにしましょう。気が散る原因になてしまい「質問を聞いていなかった」ということがないよう、集中力を高めて面接に挑みましょう。
電話インタビューの際の注意点とは?
面接官がいない分、緊張をせず面接ができると考えられますが、失敗することも考えられます。
電話インタビューで注意する点を紹介しましょう。
質問には素早く答えましょう
電話面接は面接官から応募者の状況を確認することができません。
なので、質問に困った時にはメモで確認することもできますが、確認する際は沈黙となってしまいます。
沈黙が長いと不審に思われて印象が悪くなってしまうので、質問の返答をスムーズにできるよう、あらかじめ質問の答えを用意しておくことが大切です。
口癖には気を付ける
会話が始まる前に、「えー」や「そうですね…」「まぁ」などの言葉を使わないように気をつけましょう。
直接会って行う面接の場合は、あまり気にならないのですが、電話であると緊張が解れた時に出やすくなってしまいます。
緊張感を持って面接に臨むことが大切です。
ハキハキと話すことを心がける
面接ではハキハキと話すことが大切です。
電話インタビューでももちろんですが、もともと声が小さい人は特に気をつけなければいけません。
表情が伝わらないので言葉だけで自分の言葉を伝える必要があります。プラスの印象を与えるためにも、必ず語尾までしっかりと発音し、面接官に伝わるようハキハキ受け答えをしましょう。
また、面接官に気持ちを伝えるには座って面接をするだけではなく、立ったり動き回るのも良いでしょう。
身振り手振りを加えることで、言葉に感情が生まれます。声のトーンや質も向上する要因にもなるので試してみてください。
電話インタビューの質問例
電話インタビューでも、直接会って行う面接と同様の質問がされるでしょう。
- 志望動機
- 自己PR
- 退職理由
- 給与の希望額
- 質問はあるのか
などが一般的でしょう。
そのほかにも、
- 求人募集を知ったキッカケ
- 転職をしたいと考えた理由
- 長所と短所
などが質問されることも多いので、あらかじめ答えを考えておきましょう。
電話インタビューのコツやポイントなどを紹介しました。
電話インタビューは面接官と直接会わないので、気を抜いてしまうことも考えられます。気を引き締め、緊張感を持ってインタビューに臨むことが1番重要ですので、気をつけましょう。