ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

自己PRテンプレート付き!

【第2新卒向け】転職で一番大切なのは自己分析ではない!その理由と今からやるべきこと

【第2新卒向け】転職で一番大切なのは自己分析ではない!その理由と今からやるべきこと

第2新卒でよくみるのは、就職活動と同様に自己分析をしすぎるということです。このまま自己分析をしてもいいのか、転職活動はどのように進めればいいのか、不安に思っている第2新卒の方も多いでしょう。そこで、自己分析だけではない転職活動の準備でやるべきものについて解説していきましょう!

自己分析を重視しすぎると…

「自己分析は大切だ」、就職活動で嫌というほど聞いたのではないでしょうか?自己分析は確かに大切ですが、転職活動ではもっとやるべきこと、もっと準備するべきことがあります。

自己分析を重視しすぎると何がダメなのか?それは「自己中心的な転職活動になる」ということです。「自己中心的な転職活動」とは自分がやりたいことやできることを重視しすぎる活動になるということです。少しわかりづらいかもしれませんので、恋愛で例えてみましょう。

転職活動は恋愛ととても似ていますが、恋愛に例えると、自己分析は自分が付き合いたい人のタイプや性格を考えるということです。もちろん、付き合いたいタイプや性格を重視することは大切ですが、必ずしもその通りに恋愛ができる可能性は低いかもしれません。

つまり端的にいうと、自分が好きなる人と好かれる人は違うことが多いということです。転職活動においても自分がもとめる条件や自分のタイプを分析しても、行き詰まることが多々あります。ですので、転職エージェントを長年してきた私から言えることは「自己分析はほどほどに」ということです。

アウトサイドインという考え方

キャリアの基礎的な考え方が書かれた著書、「職業とは何か」(梅澤正 著)でも紹介されているアウトサイドインという考え方は転職活動を行う上でとても大切な考え方ですので、ご紹介していきましょう。

反対の言葉で「インサイドアウト」がありますが、それは端的にいえば「自己理解を行い、自分のぴったりの職業をみつける」という意味です。今の学生のほとんどがこれに当てはまり、早期離職率の高さはこれに紐付いているとも言われていますが、その解説はここでは省きます。

そして「アウトサイドイン」とは「社会から求められているスキルについて情報収集し、自分のスキルに合うか、それとも今後開発できるスキルかで仕事選択を行う」ということです。

2つの言葉は主語が違うことにお気づきかもしれませんが、アウトサイドインでは「社会中心」の考え方になっています。先ほどの恋愛で例えると、自分を好きなってくれる人を探すということが成功の秘訣だということです。

「コミュニケーションスキル」が求められる営業や接客にもしかしたらあなたのスキルが当てはまるかもしれませんし、そのポテンシャルがあるかもしれません。つまり、自分を見るばかりでなく、仕事や社会をみることが大切なのです!

今からできる!面接で高評価を受ける自己PRの考え方と方法

第2新卒の面接でやりがちな失敗は「〇〇ができます!△△スキルが高いと自覚しています!」という「自己PRの行き過ぎ」です。「それは求めてないよ」と行き違うこともありますし、第2新卒で求められることは「謙虚さ」と「熱意」と思っていただいて良いでしょう。

これも恋愛にあてはめるとわかりやすいですが、「私の性格は〇〇で、△△みたいな人がタイプで…」とアピールされすぎると少し引きますよね。つまり、自己PRをしすぎるだけでなく、「自分に何が求められているのか」を面接で言うことが大切だと言うことです。

そこで、以下の2つを順に行ってください。

  • 応募求人(職種・企業)で求められるスキルを考える
  • 自分にあるスキルを当てはめる、これから身に付けたいスキルを考える

まず、応募求人(職種・企業)で求められるスキルを考えてみてください。他記事などでも紹介されていると思いますので、ここでは一つ一つ詳細に解説はしませんが、例えば営業に求められるスキルを考えてみましょう。おおよそ、コミュニケーション能力、PCスキル、目標達成力などが思い浮かぶでしょう。これも各職種調べていただければ出てくるかと思います。

次に、それに合わせ自分にあるスキルを当てはめる、これから身に付けたいスキルについて考えてみてください。営業職での例えの続きをすると、コミュニケーション能力が高いと自覚していればそれをアピールできますし、PCスキルが足りないと自覚していれば、これからPCスキルを身に付けていきたいと伝えればOKです。

ここで注意していただきたいのは、第2新卒は「これから身に付けたいスキル」も重視されるということです。若いからこそ重視されますし、それを伝えることで「この人は自分が求められていることをよく理解している」と高評価されるでしょう。

上記の営業の例で簡単に自己PRのテンプレートを以下に示しておきますので、参考にしてみてくださいね!

自己PRテンプレート(営業の場合)

「御社の営業職ではコミュニケーション能力とPCスキルだと考えております。私は〇〇で培ったコミュニケーション能力があると自覚しておりますので、御社でも発揮したいと考えております。

ですが、正直PCスキルについてはまだまだこれからと感じておりますので、自分自身で勉強するのはもちろん、仕事をする中で工夫しながらスキルを身につけ、先輩方にもドバイスをいただけるよう積極的にコミュニケーションをしていきたいと考えております。」

まとめ

自己分析だけが大切なことではないことに気づいていただけたでしょうか?

上記で解説した通り、職業理解を積極的に進めてください。それは面接で高評価を受けるためにもとても大切になります。自分に求められることを理解している若手はとても優秀だと面接官の目には映ります。

ですので、アウトサイドインの考え方でよりよい転職活動を行ってみてください!そうすることで、あなたにとってよりよい企業や仕事に出会うはずです!