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逃げの転職って、ダメですか?

逃げの転職って、ダメですか?

「転職」というキーワードにネガティブなイメージを持つ人は多く、「現職を逃げ出したいから転職」をするんだと捉えられてしまうこともしばしば。 現に、上司に転職をしたいと申し出たら、「3年未満の離職はダメだ」・「人間関係が嫌だから転職するという逃げの転職は上手くいかない」と会社に居残るように説得されたという人は少なくありません。 とくに人間関係や職場への不満からの転職は厳しい非難をされるかもしれません。 しかし、現職に不満を感じていなければ転職したいなんて考えませんし、逃げの転職は必ず失敗する…という確証はどこにもないのです。 昔の人は「1社に3年はいないとダメだ」と言うけれど、嫌々ながら仕事をする3年よりも好きな仕事をする3か月の方がスキルの伸びは圧倒的。 人間関係でも仕事内容でも、「この会社にいたら自分がダメになる」という感覚があればその感覚を信じて正解です。 今回は「逃げの転職」のOK・NGの判定基準を紹介します。

転職は全て何かしらからの「逃げ」

そもそも、「逃げ」じゃない転職なんて存在するのでしょうか?

  • 職場の環境、人間関係からの逃げ
  • 十分な給与が貰えないことからの逃げ
  • 仕事に対するストレスからの逃げ
  • サービス残業、毎週の休日出勤からの逃げ
  • 体調不良からの逃げ

など、転職の理由は全てネガティブなことなのです。

言い方を変えれば、キャリアアップやキャリアチェンジ、時間マネジメントなど表現の仕方1つで前向きな理由にも後ろ向きな理由にもなります。

全ての転職は現状を変えるための「逃げ」なのです。

会社から何と言われようと、会社自体が変わらないのであれば自分が逃げるしかないのです。会社側としても嫌々働いてコストばかりがかかる社員がいたら、周りに悪影響を与えかねません。

会社全体のモチベーションを維持するためにも、転職はむしろプラスの効果の方に働くでしょう。

ですから嫌々働いて貴重な時間をつぶしてしまうくらいなら、自分に合った仕事を見つけて、さっさと転職してしまいましょう。

我慢なんてする必要ありません。現に転職をするたびに待遇が良くなる人も大勢いるのです。

良い条件を提示している会社があれば、その会社へと早めに転職してしまいましょう。

転職NGのケースは…?

転職する際に「現状から今すぐ離れたい」という気持ちを理由にしてしまうと次がうまくいかない事は確かにあります。

根本は同じでも、「現状を離れてもっとキャリアアップしたい」「身に付けたスキルを十二分に活かせる仕事に就きたい!」というのであれば話は変わってきますが、自分自信に問題がありその原因を改善しない限りは同じ事が繰り返し続くでしょう。

苦しい環境は、会社や周りの人たちが作り上げていると思いがちですが、原因は自分の中にもあるということを覚えておきましょう。

「この会社にいたら自分はダメになる」は十分転職の理由になる

転職はさまざまな「逃げ」から始まっていると先ほども述べましたが、満足度の低い会社でずっと働き続けるよりも、早い段階で見切りをつけて広い世界に活躍の場を広げた方が、余程効率のいい働き方ではないでしょうか?

「逃げ」が「逃げないのか」にこだわっている方が生産的でないのです。

  • この会社にいたら自分はダメになる
  • 新しい会社に行くことの方が得になる
  • 転職により得られるメリットの方が大きい

転職の理由はそれだけあれば十分です。

仕事の好き・嫌いや、転職に伴う損得を考えてゼロ以上になれば新しいスタートダッシュを切ってみましょう。

仕事の満足感で、貴方が優先するのは…?

仕事の満足感は大きく分けて2の事柄から得られると言われています。

①高い給与・顧客との馴染みなどの他者評価によって得られる満足感
②去年の自分よりも成長していると自分が感じることによって得られる満足感

この2つのうち、貴方はどちらの満足感を優先しますか?転職で迷った時は現職と転職先を総合的に判断してどちらにメリットが多いかと考えると良いでしょう。

例えば、現職で給与が多いことに満足をしていて、人間関係に多少の不満がある場合は思い留まった方が良いです。

反対に、人間関係に不満はないが、自分のスキルアップ・給与アップにかなりの不満がある場合は思い切って転職した方が自分の為になります。

自分の成長具合は転職を考えるうえで重要なファクターとなりますので、迷った際には自分は仕事の何を重要視するのかという事を考えてみましょう。

2年後のイメージを持とう

転職活動中はいろんな企業について下調べをすると思います。

調べた範囲内で企業を比べたときに、2年年後の姿をイメージできる方を選びましょう。どんな仕事でも2年勤めることができれば、ある程度のレベルには達します。

入社したばかりの頃は全く上達しなくても、日々を繰り返していけば今が成長時というのがおのずと分かってきます。もし転職先に迷った際は、2年後にどんな仕事をしているだろうか、この仕事を続けていられるだろうかとイメージしやすい会社に決めるのがベターです。